エセ伝統行事やお祭りの商売化にムカツいた時に

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バレンタインを日本でチョコレートプレゼントの日として流行らせたのはお菓子屋さんです。恵方巻を節分に巻き寿司を食べる日として流行らせたのは「あなたとコンビに」ファミリーマートさんや「セブン・イレブン・良い気分」さんです。この手の商売人の作った行事に、ムカっときたらどうすればいいのでしょうか。

まず、行事ものは世の中的に大きく流行り出すと「やるのが当たり前」かのような空気が自分の回りに流れているような気がしてきます。ここで大事なのは「空気を読まない」スキルを高めることです。

なぜ「くだらない商業主義の伝統行事イベント」がムカツクのかというと、興味がないのに空気で参加してしまうと、「やらされてる感じ」が出てくるからです。お祭りやイベントは、強制参加になってしまうと全く面白くありません。勝手に参加して熱狂するから楽しいのです。

なので、「周りがいくら騒いでも、興味がないものは参加しない」という距離感を保つことが大事です。逆に、「誰も知らない新しいイベントでも、興味があるものはバカになって参加する」というのも大事です。

そうすれば、「また、つまらぬものを買ってしまった。」とはなりません。また、参加しない人が増えればイベントや風習は良くも悪くもすたれていきます。例えば、義理チョコというチョコ屋さん天国な風習が一時期流行しましたが、やりたくない人が大半なので、最近は全く流行らなくなっているようです。


もしうっとうしい行事にムカッときたのなら、まずは自分1人から「無視する」「話題にしない」ことです。メディアなどを見ても「(そのメディアが)特集したい行事はとりあげ、取り上げたくない行事はとりあげない」ということはありがちです。草の根でもこれをやればいいのです。

たった1人で無視しても何の意味がないと感じるかもしれません。ただ、そういう人が100人1000人と増えていくと、ある日突然、世の中が変わって、住み心地のよい世界になっていく可能性が増えます。そのためには最初の小さな一歩にひっそりと参加することが大事なのです。

また、「今日は何の日」的なサイトを検索して頂ければ想像できますが、人類の歴史は数十万年前からあるので、行事なんて作ろうと思えば実はいくらでも量産できます。歴史上の有名人の誕生日と死んだ日だけでもけっこうな数があります。

作った行事を社会的に流行らせたいとなると、大手広告代理店なみの巨大影響力が必要ですが、他人の作った行事に乗るのがツマラナイ時は、自分達で遊びたいものを作って内輪で楽しんでもいいのです。 インターネット時代は、運が良ければ「おもしろいから」というだけの理由で、内輪の遊びから始まったことが、それなりに大きく広まってしまう可能性も0ではありません。

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サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。