堺市のタバコサボリの禁止にみる、お役所の真面目系クズっぷり

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堺市など、一部のお役所は、勤務時間中の喫煙休憩を禁止しているそうです。公務員は税金が給料ですから「税金無駄遣いしてませんPR」を大事と判断したのでしょう。ただ、公僕に最大限にしっかり仕事をさせて世の中をよくしたいなら、喫煙者のタバコ休憩禁止は完全に逆効果だと思う。

人間の集中力には限界がある

そもそも、人間の集中力というのは、何時間もぶっつづけで持つようにはできていません。15分やって5分休むとか、25分やって5分休むとか、90分やって10分休むとか、時々休みを入れるようにしないと、エネルギーが落ちてしまうだけです。

中学高校時代の授業を思いだしてください。60分に1回程度のミニ休憩があった上に、先生も15分から20分に1回くらいは、くだらない雑談やジョークを入れて生徒の脳に休憩をさせていたと思います。単純な話、人間の集中力はそんなに長い時間は持たないからです。

休憩は悪者ではない

喫煙者にとってのタバコ休憩は、「仕事をスムーズに進めるための必要な休憩」です。ここまでしか言わないと、非喫煙者から「タバコを吸わない人はサボるタイミングがなくて不公平」という話も出るでしょう。

もちろん、タバコ休憩だけを認めよというふざけたことを言うつもりは全くありません。散歩休憩でもお菓子休憩でもストレッチ休憩でもおしゃべり休憩でも、喫煙しない人はしない人で、堂々と休憩をすればいいです。

他人のサボリが腹が立つのは、自分もサボりたいのにサボれない場合です。むしろ堂々と同じ程度にサボるのがいいでしょう。一部の職種を別にすると「デスクを死守すること」よりも「適度に休憩しつつ、集中力を維持すること」のほうが、仕事をしていく上では重要なはずです

弱者が弱者をいじめてしまう現代社会のワナ

いくら相手が給料が税金の公務員だからといって「タバコ休憩?税金の無駄遣いだ、机にかじりついてろ!」と批判するのは、自分達の生活環境そのものを息苦しくする、自分の首をしめる行為ではないでしょうか。

公務員の休憩批判というのは、実は庶民が庶民をいじめる、弱者が弱者をいじめている行為のいい例です。真のいじめっ子や権力者達はそんな弱者同士の足の引っ張り合いをみて、裏でほくそえんでいることでしょう。

タバコは嫌いだけど、休憩はさせたほうがいい

なお、私自身はタバコは嫌いなので、一切すいません。喫煙と禁煙が分離していないお店にも基本的に行きません。喫煙者も非喫煙者も、適度に休憩したほうが仕事の効率が上がる、という話をしているだけです。

「長時間労働をさせたほうが、いい仕事がてきるようになる」と本気で思ってるなら「24時間、机にかじりつけ!」をやらせてみるのは手ですが、実際的にはちょこちょこ休憩させたほうが質的にも量的にもいい仕事できる人は増えると私は思います。

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