アイディアとインスピレーションを招く 12の発想術

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発想術まとめです。色んな使い方がある技法もありますが、インスピレーションとアイディアを刺激するための方法のみを解説します。

【発想術_1】マインドマップ (拡散→俯瞰)

中心になるテーマをひとつかき、放射状に思いついたキーワードを書いていくという方法です。放射状に図を書くのはトニー・ブザン氏によるマインド・マップが最も有名で、放射状に図を描くというアイディアの代名詞になっています。

<やり方>
1.中心にテーマを書き
2.自由連想でキーワードを書いて広げていきます
以上。

この場合、アイディアだしですので自由連想が大事です。細かい事は気にせずひたすら書き出します(図はクリックで大きくなります)

ラーメン大好き 小池さん、二郎にいったらおなかを壊した

ブザン氏の本も一応読んでおくと発見があると思います。

<ソフト>
X-mindやマインドピースをはじめ、ソフトはたくさんあります。オンラインで使えるという意味ではcoggle(無料)が便利です。上の図はcoggleで作っています。メモリーツリーというものもあります。(マインドマップは英国ThinkBuzan社の商標になっています,同じような中身で名前が違うものが色々あるのは単にビジネス的な理由。)

【発想術_2】ロジックツリー (分析的に整理する)

ひとつのテーマ・問題に書いて、問題を整理するのに適した方法です。マインドマップは自由連想ですがこちらは分析的に整理していきます。

<やり方>
1.木の一番上にテーマを書いて
2.「なぜ?」や「どうやって?」を考えて細分化していきます

例えば、 {ダイエット}をテーマに「どうやって?」を繰り返すと下記になります。(図はクリックで大きくなります)

中高年のダイエット 犬の散歩で犬がやせ

※ひとつ前に引き続き、絵はcoggleで作ってみました
※MECE(もれなくだぶりなく)を意識するのがコツです
※それぞれの段階で抽象度をそろえるのも重要です(大カテゴリ>中カテゴリ>小カテゴリ  食べ物>お米>新潟産 的な)

【発想術_3】マンダラアート (空欄を埋めていく)

正方形で構成された9つのマスを用意します。真ん中にテーマをかき、周辺のマスをひたすら埋めていきます。
iPhoneアプリなどもあるのて「マンダラアート」で探してみるといいと思います。脳のもつ空欄があると埋めたくなるという性質をうまく利用しています。

マンダラアート公式
http://www.mandal-art.com/

【発想術_4】KJ法 (拡散→整理)

データをカードに記述し、カードごとにグループにまとめるという方法です。川喜田二郎氏による考案なのでKJという名前になっています。アイディア出しの場合で説明します

<やり方>
1.アイディアをカードに書く(1つのカードに1枚)
2.関係性のあるカードを小グループにまとめ、グループ名をつけます
3.小グループを大グループに統合していきます
4.大グループ同士の関係性を創造してストーリーにします

 ※解説例
http://www.ritsumei.ac.jp/~yamai/kj.htm

【発想術_5】ポストイット + マトリクス(拡散→俯瞰)

ひたすら書き出して、次に整理するという思考法に非常に使えます。

<やり方>
1.アイディアをポストイットに書く(1枚に1キーワード)
2.なんらかの軸を2つ作ってグラフ的に並べ替えます

<具体例>
1.やるべきこと・やりいこと、をリストアップします。
2.緊急性と重要性という二つの軸でポストイットを並べ替えます


私は紙で書いて後でスキャンしている率も低くないです。マインドピースというソフトや、エクセルなどの表計算ソフトもこの使い方には便利です。

【発想術_6】必勝法を作る (何かをキーにする)

「いつもの場所にいく→落ち着く→思いつく」、「いつもの飲み物を飲む→スイッチが入る→思いつく」みたいな思考回路を自分の中に作ります。なお、これを「タバコ→落ち着く→思いつく」や「酒→かっくらう→思いつく」にすると活動場所が制約を受けますのでできればどこでもできるもののほうがいいです。

【発想術_7】外に出る (空間を変える)

場所を変えること、他人とすれちがうこと、などで新しい発想が生まれたり、発想が整理されることがあります。アウェイな場所に行くことで発想がまとまるという考え方です。考えても駄目になったら、場所を変えて、外に出て遊びましょう。

【発想術_8】対象者をずらす(大人向けの絵本など)

例えば、駄菓子を大人向けに売るなど、対象者をずらすことで新しいアイディアになることがあります。

ほんとうは怖いグリム童話とかが良い例です。(当サイトでも本当はエロい古事記などの記事はこの発想で書いています)

【発想術_9】6色ハット発想法(シックスハット) (E.デボノ博士)

ひとつのテーマに対して下記の6つの視点で意見を言い合います。

・白 ・・・ 客観的思考     :数字・情報・データ・事実
・赤 ・・・ 直感的思考     :感情・感覚・直感
・黒 ・・・ 否定的思考     :懸念・注意・否定
・黄 ・・・ 肯定的思考     :評価・肯定
・緑 ・・・ 創造的思考     :提案・刷新・創造
・青 ・・・ プロセス管理思考  :俯瞰・管理・結論

実際にこの色の帽子をかぶって6人で役割分担したほうが面白いでしょうが、別に1人会議でも使えます。

【発想術_10】もともとの使い道をずらす (のび太方式)

ドラえもんで「道具の使い方だけは天才的」と称されるのび太を見習います。本を枕にして昼寝をするなど、「もともとあるものの、使い道を変えられないか」という発想です。

使い道を変えると、ありふれた道具も未来のひみつ道具になります。

似たようなアイディアに、任天堂の横井軍平が提唱した「枯れた技術の水平思考」という哲学があります。要は「既存の技術を別の視点で活用して新商品を作る」という考え方のことです。

【発想術_11】概念の抽象度をずらす (ピラミッド方式)

やや難易度が高い方法ですが、概念の抽象度を上下にずらすと面白いものが見えてきます。

例えば、お寿司の話をしていたのなら、「食べ物」の話に上げるか「トロの話」に下げるか、といったことです。

どんな悩みにも「丁度よい抽象度」というものがありますのでよき案配になるように上げ下げして遊びます。

問題の抽象度が良い具合になると「そもそも何が問題なのか」が明確になります。

【発想術_12】なぜ5回 (トヨタ方式)

名前の通りで。WHYの嵐を浴びせるものです。トヨタ方式として有名なものです。

これは、問題の「深い原因がどこか」を深掘りするのに便利です。

そのままストレートに使うとやや飽きるので、聞き方を変えるのもよいでしょう。(なお、回数に意味はないのでなぜ100回でもいいです)

 

※使用上の注意

この種のものは、とりあえず言われた通りに試してみることは大事です。他人の思考回路を使うことで、自分の盲点が見えてきますので。ただ、「これが正しい」「これが本家」みたいな記述よりも、実際にインスピレーションがわくようになっているかどうかという体験での検証を重視してください。

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About Author

サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。