メンズスキンケアの要、髭剃りをちゃんとするには?

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夏目漱石の名作「我が輩は猫である」に「猫だってヒゲをそってもらえば、人間とたいてしかわらないんだい♪」(超訳)というシーンがあります。床屋さんで髭そりという風俗の走りですが、ちゃんとヒゲ剃りするなら床屋さんと同じようにやるのが理想形です。

1.床屋さんがお手本です

正しい髭剃りについては、床屋さんがお手本になります。まず、床屋さんでやってもらったことを思い出してみましょう。

1.蒸しタオルを使う。毛穴を開き、髭をやわらかくする。
2.シェービング前の保護用下地をつける
3.シェービングクリームの泡をつける。
4.剃刀で剃る(まずヒゲの流れにそって剃る、次に逆に剃る)
5.蒸しタオルで何回かふきとる
6.ローション・化粧水・香油などを使って、肌を保護する

だいたい、こんな感じでしょうか。記憶に全くない人は、床屋さんでシェービングだけしてもらってくるといいかもしれません。

ただ、これを自宅でやるのは蒸しタオルの用意が大変です。そこで、「蒸しタオル→ぬるま湯で洗う」に変換するのをおすすめします。入浴中に洗う人は多いですが、あれはいい感じにリラックスした状態でできるのでいいと思います。

2.自宅用のおすすめ手順

ということで、バランスよく手抜きをしたおススメ手順はこうなります。

1.ぬるま湯で顔をゆっくり洗う (ヒゲを柔らかくする)
2.タオルで優しくふきとる(ゴシゴシするのは禁止)
3.シェービングクリーム(泡)をつける。(皮膚の保護)
4.剃刀で剃る(まずヒゲの流れにそって剃る、次に逆に剃る)
5.ぬるま湯でふわっと洗い落とし、タオルで優しくふきとる
6.ローション・化粧水・香油などを使って、肌を保護する

一番の注意点としては、「そもそもヒゲを剃る=刃物で皮膚を薄く削る行為」ですので、シェービングの後に肌を保護する行動は絶対に省略しないようにしましょう。なお、洗顔にぬるま湯を使うのは皮脂を落としすぎないためです。落としすぎると肌トラブルの元になるのでぬるま湯(34度~37度)でお湯だけで優しく洗うことが推奨されます。

3.ひげ剃り用ローションの選び方

シェービング後のローションは、市販の化粧水などの中から肌に合うものを選ぶとよいでしょう。目的は肌の保護ですから、アフターシェーブローション(After Shave Lotion)と書いてある商品だけから選ぶ必要はありません。

男性用化粧品全般の注意点として、「おっちゃん的なオイリー肌」をターゲットに、メントール系のミントやペパーミントの目立つ配合になっていることがよくあります。ただ、これがあまり肌に合わない男性もいるので、「男性用として売られているローション」の中だけから選ばないほうが、コスパよく肌に合うものを選べると思います。

 具体的なおすすめですが、例えばキールズの化粧水なども肌に合えばかなりいいでしょう。「肌を鍛える」というコンセプトが男性的でいいです。

肌本来の力を鍛える化粧水


このブランドは、もともと美容ではなく薬局からスタートしているので、こういう「肌を鍛える」という少し男性的なコンセプトが出てくるのかもしれません。100mlあたり2500円以下くらいのものはコスパのよい価格帯です。スーパーによくある100mlで600円くらいの物とはストレートに値段分だけ性能が違います。

4.まとめ

ちゃんとするためには、プロがやってることを体験して、「できる範囲で、同じ事をやる」ことです。

例えば理容師さんが使うようなカミソリを使うのは、メンテナンスにも技術が必要なので一般人には不向きです。蒸しタオルを自宅で毎日作るのも、普通の人には大変だと思います。ただ、肌の保護はそんなに時間はかかりませんので、手抜きせずに「自分の肌にあった化粧水やローションなどをつけましょう」というのがこの記事の要点です。

ちなみに漱石の作品の原文は、「吾輩だって喜多床へ行って顔さえ剃って貰やあ、そんなに人間と異ったところはありゃしない。」というものです。この喜多床という床屋さんは漱石の生きた時代の実在の床屋さんで、明治・大正・昭和と経て平成の現代まで継続しています。現在は渋谷のクロスタワーで四代目と五代目が営業しているそうです。

 

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サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。