ビジネスブログやネットショップ運営に、中の人の顔出しは必要なのか?

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私は基本的にはどちらでもよいと思っています。ブログの場合、文章などのコンテンツが読みたい人が来るので、作者の顔は読者満足度とはあまり関係ないからです。ショップの場合、商品が欲しい人が買うだけの話で、店主の顔を買うわけではないからです。


これがもし役者やタレントなら宣材写真を使って顔出ししておくことが多いでしょう。役者やタレントにとっては、顔は重要な商品だからです。政治家も投票獲得につなげるためには、顔と名前を売らないと意味がありません。この種の業界にいる人たちは、仕事ブログなら選択の余地はほとんどないと思います。

この問題で悩む人というのは、タレントや政治家のように「顔と名前を広く世の中に売ることが極めて重要」な世界にいるわけでもなく、といって作家のように「作品が第一。作者の顔なんかどーでもいい。」というほどでもない世界にいるのだと思います。

どちらでもいいから悩むのであって、もし自分が芸能人化してもなにもデメリットがないという人は積極的に出していったらいいと思います。売上や認知が拡がるスピードは顔を出したほうが早くなると言われています。同じような店が2個あって、片方は顔を知っている人の店で片方は顔を知らない人の店だったら、たいていの人は顔を知っている人の店で買うものです。

たとえば、レストランで「いきなりサインを求められるリスク」がリスクではない人、町を歩いていて「あ、○○さんだ!」と言われることがリスクではない人、TVや雑誌に顔写真が載ったら嬉しいタイプの人は、どんどん出せばいいです。

何かをはじめて初期の頃は、たいして認知されることはありませんので実際には日々の仕事風景を切り取った写真をガンガンSNSに出したところで、たいしたデメリットは生じません。

ただ、芸能人化することでデメリットが発生すると感じる人は基本的に出さないほうがいいと思います。私が個人的には顔写真掲載をしないことにしている理由の一番はここで、外でのんびりした時間を過ごす自由を目先の百万円二百万円よりも大事にしたいからです。

大臣や有名タレントでもないのに、24時間記者が張り付くことがある生活なんて考えただけでぞっとするという人は出さないほうがいいと思います。外でいきなり知らない人に声をかけられるのがメンドクサイ人と感じる人は、将来のことを考えて出さないようにしたほうが安全でしょう。


一部のコンサルタントの人などには「顔写真や顔出しの講義動画がないのは、機会損失がデカイ。」などと言われたこともありますが、「そこは不可なので、ほかの施策を提案してください」の一言でおわりです。そうすると、普通のコンサルなら他の施策を色々と提案してきます。

ただ、動画ひとつとっても顔出し動画ならスマホで撮影するだけでもさらっとできます。が、しゃべる人の顔を映さないタイプの動画、たとえばスライドにナレーションを入れるスライド動画はスライド準備時間があるので作成時間が余計にかかります。

顔を出すにしても出さないにしてもそれぞれにデメリットはありますので、そこはニュートラルに受け止めることが重要です。

※顔を出すデメリット→5年後10年後に芸能人と同じわずらわしさを味わうことになる可能性がある
※顔を出さないデメリット→他のことをして機会損失をカバーするには、時間とコストがかかる


多くの場合、顔写真と実名ということのほかにもやるべきことは山のようにあります。ここに悩んでる人はとりあえず「出さない」にしておいて、他のやるべきことを大量にやったらいいと思います。

ビジネス視点で考えた場合こそ、実はこの問題は別にどちらでもよいです。なので、自分のいる業界の常識みたいなものにあわせるよりも、10年後の自分ならどうするだろうと考えて、選びたい方を選ぶことが重要になります。


追記

会社員で会社に自分のビジネスのブログがばれると困る人に関しては、顔を出さないほうが確実です。が、顔出しのメリットも使いたいのであれば、サングラスをかけるとか、扇で顔を隠すとか、個人判別ができないようにした写真を出したらいいと思います。もしくは、似顔絵キャラなどを作ってアイコンとして使うかです。

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サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。