何ごとのおわしますかは知らねども (西行法師の伊勢神宮で読んだ歌)
鎌倉時代の歌人として有名な西行の和歌に「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」というものがあります。伊勢神宮にお参りした際の「俺はいま、猛烈に感動している!!」的な言葉にならない感動をうたった和歌です…

鎌倉時代の歌人として有名な西行の和歌に「何事のおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」というものがあります。伊勢神宮にお参りした際の「俺はいま、猛烈に感動している!!」的な言葉にならない感動をうたった和歌です…

太平記の世界から、後醍醐天皇の遺言です。南北朝の戦いで足利尊氏に敗れ、京都から奈良県の吉野へ撤退した後醍醐天皇は、吉野で失意のうちに崩御します。その時の遺言がこれです。「私の身体は南の吉野で白骨になるけど、魂は常に北の京…

孫子の言葉で、勝ちに行く兵は「まず勝てる状況を作り、それから戦う」。しかし、負けにいく兵は「とりあえず戦ってから、それから勝利を願う」という意味の名言です。そもそも勝てる状況を作ってから戦うのが王道だという話になります。…

禅の臨済宗の名言に「仏に会ったら、仏を殺せ」的なものがあります。この名言は続きがあって「親に会ったら親を殺せ」という言葉もあります。もちろん、「殺人のススメ」ではなく「象徴的な意味」です。カンタンに言うと「過去に学んでき…

孫子から、リーダー(将)がおかしやすい5つの過ちについて解説します。これは、兵法に限らず人間関係全てに言える重要な視点です。人間の成功原因は多種多様ですが、失敗原因はある程度共通しますので時々見返してみると参考になると思…

それにつけてもカネのほしさよ。これはどんな和歌の上の句にもくっつけられる万能の下の句として室町時代の連歌師、山崎宗鑑が使い始めたらしい名言です。 何を言っても「それにつけても カネのほしさよ」とくっつけてしまえば和歌とし…

織田信長公が好んだと伝えられる幸若舞「敦盛」の一節です。信長公記によると、桶狭間の出撃直前にこの一節を舞い、立ったまま湯漬けを食べて甲冑をつけて出陣したシーンが記録されています。「人の世は天上界に比べれば幻のようなもの。…

この和歌は在原業平が病気で死にそうになった時に呼んだ歌と言われています。「いや-、人間必ず死ぬってことは知ってたつもりだったんだけどさ、まさか昨日今日で、自分が死ぬとは思ってなかったよー」というような、とっても人間的な歌…

「明日あると 思う心の 仇桜 夜半の嵐の 吹かぬものかは」という和歌は、親鸞上人(鎌倉時代前半の僧侶)の作と伝えられています。一言でいうと「永遠に今が続くという幻想」をたしなめ、「人は必ず死ぬのです。諸行無常です。」と言…

「和を尊ぶ」という言葉の本来の意味は、実は「角をたてずにみんな仲良く」ではありません。世の中には誤解している人が多いのですが、「和をもって貴しとなす」の意味は、「立場や価値観の違いは尊重した上で、共通の目標のために力を出…