30日スクワットならぬ30日またわり、もとい30日左右開脚なチャレンジ、三回目の記録です。「2週間で身体が変わる」というキャッチコピー、健康体操の本にはありがちですが、2週間やってみたら確かに変化している感覚がありました。
やったメニュー
前回とほぼ変わりませんが、補助具がウルトラパワーアップしました。(フレックスクッション。詳細は下のほうで)
倒れる角度はまだ大きな変化はありません。が、日常で椅子に座るとか普段の動作が楽になってきた感じがありますので、健康度は順調に上がりつつあるようです。
健康体操的なものは2週間くらいやると、正しくやれていれば体の変化を体感できるものです。逆に痛めてしまった場合や効果なしの場合は、「力の加減がおかしいこと」が多いと思われます。
>ヨガ・ストレッチ
腸腰筋伸ばし(フレックスクッションを補助に利用)
立位での左右開脚 立位体前屈をゆるく
四つん這いで丸くなったり反ったり(キャット&ドッグ。背中のリラックス)
下向きの犬のポーズ(ダウンドッグ 肩甲骨・ハムストリングスなど)
1.ハムストリング周辺
2.腸腰筋
3.背中全体のかたさ
4.足の裏・尻の裏のかたさ
などの気になった個所のなかで、一番気になっていた1と2だけ重点メニューにして、あとは「ひまがあったら」というノリにしました。またわりチャレンジですが、いわゆる開脚ポーズは今週ほとんどやってません。完成形は放置しておいて、硬いところを伸ばすことに専念しました。
>その他
ケトルベル スイング(大殿筋、筋トレ)
ワイドスタンスのスクワット(内転筋)
ストレッチポール(背中 や腰のリラックス)
※今週は5日くらい風邪をひいたので、筋トレ系はほぼお休みモードでした。ただ、こちらも前より楽になっていたので股関節周辺の筋肉の硬さがとれると、いいことは多い ようです。
気になる箇所は素直に寄り道
なにか新しい身体動作をはじめると、「背中の硬さ」が気になったり、「足の裏」をほぐしてみたくなったり、腹筋をしたくなったり、伸びがしたくなったり、やってみると色んなことが気になってきます。これは、素直に寄り道してみるのが逆に近道になることか多いと思います。
「試験に出るとこしか勉強しない」 的な発想を使いすぎてしまうと、かえって「実際に、今、ここで必要なこと」を見落とすリスクがありますので。寄り道したほうが、結果としてショートカット(近道)が見つかりやすい気がしました。
使ったアイテム
フレックスクッション
これ、すごくよかったです。導入してみたら「股関節から動く」感覚や「尻がうごく感覚」が1つすっきり体感できました。これに限らずですが、目についた道具があったら素直に使ったほうがいいと思います。
クッションに1万円とかどうかと思ってかなり悩みましたが、実際使ってみたら、座布団を重ねてお尻の下に敷くのと明らかに補助の質が違いました。開発者は相撲部出身で相撲のトレーニングにヒントを得ての開発商品だそうです。
短期間で成果を体感したい場合、補助グッズはケチらないほうがスピードアップできると思います。スポーツトレーナーの先生にパーソナルで見てもらったと思えばかなり安い気がしました。
※これは「開脚して後ろに手をつかないと体を支えられない」という段階の人にも、「一応おでこはつくけど」くらいの慣れてる人にも使える、万人向けツールだと思います。
マッサージボール(筋膜リリース)
なんか流行ってるので使ってみました。これはこれで気持ちよく足裏やお尻をほぐせました。
テニスボールでOKと書いてるレビューもありましたが、テニス経験者の意見で「いや、テニスボールと全然ふんだ感覚違うから、これはこれのほうがよい」という意見もありました。効果に個人差はあると思いますが、試してみる価値はあると思います。
継続活用中
ヨガブロック(木製)
ストレッチバンド
ストレッチポール
ケトルベル
ダンベル(今週は未使用)
メタックスクリーム(今週は未使用)
参考情報
解剖生理学的な本のなかで「ビジュアルが美しいので、ただ眺めていても楽しい」という特徴を満たしている稀有な本です。ちょっとしたコーヒーブレイクのおともに。
開脚 腹筋 みやきち日記
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20071126/1196044238
「開脚や前屈は腹筋がキーになる」的な話、ごく常識的な情報だと思っていたので、意外にgoogle検索だと出てこなくてびっくりしました。このサイト、体験談がコンパクトにまとまってます。
8日目~14日目のまとめ
今週は風邪をひいたのて筋トレ系は一時お休み、治ってきてからすごくゆるくやりました。ヨガ的なのは、体力使わずにやることも可能なので。ハムストリングス(あしのうら)と腸腰筋と股関節周りをほぐすのだけ主にやってました。
そして、「30日」と区切ったことで「無理しない。伸びきる1歩手前」「7~8割くらい」でやったほうが逆に成果が出ることを体感してきました。前にチャレンジした時期は「10割でがんばって痛める→回復するまで強制休み→ふりだしにもどる」という悪循環にはまっていたからダメだったんだと体感的に理解してきた感じです。
だいたい「ペターっと開脚」みたいな本を買って失敗する原因の一番は「力みすぎで痛める→痛めた自覚が薄いのでもっと頑張ってしまう→故障して強制終了」という悪循環だと思うので。書籍や大人数の教室とかだと「力加減」が分かりにくいので、仕方ないといえば仕方ないのですが。
そして、「またわり?開脚?腹筋の使いかたが重要だよ。腹筋やるといいぜ!」というダンサーさんやスポーツトレーナーさんのセリフを思い出してしまったので、30日チャレンジの後半戦ではメニューに腹筋も強化するメニューを入れていく予定です。腹筋ローラーなるものもセールで注文しました(笑)