初詣はいつ行けばいいのか?年末のほうがいいのか?

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そろそろ年末ですが、初詣はいつ行くのがベストなのか問題は毎年話題になるのではないでしょうか。「混雑は嫌だけど、ご利益はほしい」というのが重要な所かと思いますが、今年(2020-2021)の特殊状況も踏まえて、考察してみます。

そもそも初詣の起源は?

日本の神社やお寺は1000年以上の歴史を持つ古刹も少なくなりませんが、1月に少し遠出して寺社へ初詣するのは、明治以降にはじまった新しい生活習慣になります。

理由はわりと単純で、鉄道網の整備とともに「徒歩でいけない所への気軽なお出かけ」ができるようになったという社会事情が背景にあります。

例えば、神奈川県の川崎大師に行くには京浜急行大師線という路線があります。この路線は19世紀に開通していますが、「寺社への参詣」のために作られた鉄道路線の代表例です。鉄道と初詣の関係性はわりと深いのです。

夜中に鉄道が24時間運転していなければ、正月の深夜早朝に徒歩圏ではない寺社へお参りするのはちょとした修業ですが、鉄道の登場でみんなの年始行事としての初詣と言う習俗が成立していったわけです。

(日本で鉄道がはじまったのは、1870年3月の東京新橋間が初)

混雑や人混みを避けたいコロナ

3つの密、要するに人が密集する会合や混雑をなるべく避けてくださいという社会的要請が続いているのが2020年―2021年の特殊事情です。

ところで、「混雑が嫌い」なのは神社仏閣好きなら多くの人はそうです。通勤電車のラッシュなどもそうですが、「混雑が大好き」という人はあまりいないと思います。

例外的に混雑がプラスになるのはライブ会場などの一部のお祭り空間くらいで、多くの場合で混雑は嫌われるものです。

(三密というと密教用語ではポジティブな意味の言葉が古くからありますので、政府広報の打ち出した3密という用語は基本的に使いたくない)

初詣は実はいつでもいい

初詣は「新年を迎えるにあたって、気持ちを新たにする」といった儀式としての機能が大きいと思います。つまり「忘年会&新年会」と似たような機能です。神様に「ご利益がありますように」とお願い事をしたり、「去年は神様のお陰でいいことがありました」というお礼参りをしたり、というのは気持ちを新たにする儀式として見ることができます。

そう考えると、別に年末にやってもいいし年始にやってもいいし、思い立ったタイミングでやっても機能すると思います。

寺社で初詣限定グッズや初詣限定祈祷みたいなものが扱われているか、参道に屋台があるか、などの問題はありますが、基本的にはいついっても気持ちを新たにするお参りは可能です。

祈祷やグッズなどは、こだわりがある場合は個別に行く所へご確認頂くことをお薦めします。集団で参拝する場合、「代表者のみでのご参列をお願いします」になっている場合もあるので、家族や会社などのグループ参拝を定例にしている場合も事前確認はしたほうがいいでしょう。

1月1日の早朝や午前0時は区切りがいいのかもしれません。ただ、各自で行きたい日に行くほうが混雑していないので、静かにお参りができます。静かに参拝できるほうが、大混雑の中でお参りするよりはご利益もありそうです。

といっても8月に初詣というのも気分がでないと思うので、12月~2月くらいで各自の丁度いい日に行くのがよいのではないでしょうか。

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サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。

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