プラスチックストロー廃止運動が日本の飲食で流行ることへの違和感

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プラスチックストローをやめる運動がしばらく前から欧米発で流行り出しています。ただ、日本にある飲食店でこの流れに乗っているところが出てきていることには違和感しかありません。

紙ストローってそんなにいいのか?

第一に、現状の代替ストローはただ単に美味しくありません。飲食店がメニューを不味くする活動をするのはいかがなものかと。第二に、ストローをプラ以外にしよう運動は熱狂としてはパワフルかもしれませんが、合理的な政策として有益と判断できる根拠がありません。

そもそもなぜプラスチック製ストローが問題なのか?

本来はポイ捨てされて海に流れていくと分解されないからよくないといった理由のはずです。ただ、ちゃんとゴミをゴミ箱に捨てることができる店舗の場合、そしてそのゴミがちゃんとしたゴミ処理場に運ばれる国の場合、ストローがプラから紙に切り替わったところで、地球に与える負の影響の量が目に見えて減るのかといったら減りません。

海の家などならともかく、ゴミの管理ができている店でプラストローから紙ストローへの切替をやる意味は、ポイ捨てのゴミが海に流れるのを防止するという意味ではゼロです。

犠牲の羊をささげよという熱狂には疑問しか感じられない

ストロー廃止運動は、プラスチックゴミ問題の啓蒙活動として「ストロー」を敵と認定して攻撃している面があります。まず1つ崩すことで全体を変えていくという発想です。

ただ、海洋プラスチック問題の中でストローの量は非常に小さな割合でしかないことはよく知られています。プラストローがゼロになったところでたいした影響はないのです。社会的に大きな意味がないことに、非常に多くの人を巻き込む活動をやるのはいかがなものかと。何かやるならもっと実質的なインパクトのあることをやるべきです。

欧米発の十字軍的な「プラストローを処刑せよ」的な熱狂に対して、日本人がいちいちお付き合いする義理があるのか、はななだ疑問です。

環境問題というキーワードがついたら何でも善として判断するのはおかしな話で、環境のためと言われていてもそれが実際どうなのかということは常に疑いの目を持って観察すべきです。

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サイトの運営方針は「自分とは何か」「日本文明とは何か」という二つの問いへのインスピレーションを刺激する話をすること。人生で大切にしたい事は「遊び・美しさ・使命・勝利・自由」。 なお、日本的精神文化のコアの一つは「最小の力で最大の成果」だと思う。例えば「枯山水(禅寺の石庭)の抽象的アート表現」などは、良い例。

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