機会費用という言葉をご存知ですか?
おそらく経済学を学んだことがない人はあまり聞いたことがないと思います。
あるマッサージのお兄さんが月平均100万円の売上を出しているとします。
(実際に報酬としては月30万円をもらっているとします。)
この人が1ヶ月の休暇をとってプレイステーションなどのゲームで1ヶ月遊ぶこと
にしたとします。(ゲーム機本体とソフトで3万円としましょう)
この時、ゲームの費用3万円+普段の売上の100万円の合計103万円が
実際に「ゲームで遊ぶ事」にかかっているお金という考え方です。
つまり、その時間に何か有益なことに取り組んでいれば得られたはずのお金が
常に失われているという風に考えるのです。
機会費用の視点で物事を見ると、「昨日と同じことを繰り返して
いることで日々失われているものがある」という厳しい事実に目を向けることができます。
実は「夢や目標」があるのに何もしないということは、日々「本当はもう手にしている
はずだった幸せ」を失い続けているということでもあるのです。